ファスティングしてみる〜Day3(断食2日目)

昨日はルール破ってしまいました、、ES書き終えて12:00ぐらいに寝た。

今朝は6:20に起きてそのままジュースを作って…やっぱり酸化がはやい、、人参3本とりんご1個すると、40分はかかります。今日の人参は昨日と違うところで買ったのですが、今日の方が水分多くてコップ2杯分とれました。人参って結構個体差大きいですよね。今日の人参の方が色も薄かったです。

そういえば、ファスティングをするにあたってライフ(スーパー)の濾過水を買った?(容器だけ買ったら一生無料で水くめる)のですが、とても良いです。すごくおいしい。私、京都の水道水そのままだと飲めなくて(地元の水が実はとてもおいしかったんですね)いつもお茶かレモン水にしてたので、ありがたいです。
多分ミネラルウォーターではない。あのミネラルウォーター独特の味はしないです。あれちょっと苦手なので、最良の選択。



家事して筋トレして買い物行ったら9:30。お風呂に入ったら、いい湯加減だったので1時間ぐらい長居…したら、結構立ちくらみがひどかったです。自転車に乗っているときも頭痛かったし、ファスティングするときは温度にはすごく気をつけた方がいいかもしれません。以前冬に1日やったときはそのときで、食べてあったまることができなくて辛かった。

そのあとは大掃除をしました。水回りとか窓際とか綺麗にできて満足。
掃除は嫌いじゃないけど、ものを元の場所に戻すとか、吹きこぼしたらすぐにコンロを拭くとかそういうのが苦手(実家はIHでさっと拭けたというのもあるけど)で、めちゃくちゃ汚れを溜めてしまうたちです。


そのあとは人生初のまつ毛パーマかけました。このことについてはまた書きます。


で、合唱の練習に行きました。不思議と全然辛くない。ただ、声の出が悪かった。寝不足やと高音でなくなったりするし、そんな感じかもしれません。


急遽友達が泊まりに来ているので、今日は遅くまで起きているし、お風呂も使ってません。ルール破りまくりやけど、人と話す機会は逃したくない(例えばテスト期間中にご飯誘われたらご飯行ってその分徹夜する)と思っているから、これはやむなし。
というか、ファスティング決めてから、今日の友達来るのも決まったし、日曜日部活行くし、最終日に友達とご飯いきます。
予定あんまない(&彼氏が今いない)からファスティングすることに決めたのに…笑
これぞ夏休みって感じで良いです。



今日もただの日記になってしまった。
本当に、辛くない。定期的にお腹すいて、そのときは胃がムカムカしますが。

あえて普段と違うところをいうなら、
・お通じがない…固形物食べてないから当たり前やけど、出てくれても悪くないと思うんですよね。お腹の感じ的に。全部出て腸も胃もスッキリできたらいいなぁ。
・さっき書いた通り、体温調整機能は弱くなっていそう。
・体が軽い。
・お腹すいたとき以外は胃の調子がとっても良い。
・汗の油分が減った?2日続けてシャンプーがいつもより少量で泡立つ。
・味覚が敏感に。味噌汁の味噌の量普段と一緒やとめちゃくちゃしょっぱい(外食した後の口内が乾く感じになる)。梅シロップも、普段の2倍ぐらいに薄めていけます。
・眠れない(now)
こんなところですかね。
あ、あとは女の子の日の様相がちょっと普段と違います。あんまり詳しくはかけないけど。


体重:45.3kg
体脂肪率:24.3%



明日朝早いんだけどなぁ…眠れないの困った。
なんというか、体全体が火照ってる感じです。そろそろ毒が回り始めるのかも。

ファスティングしてみる〜Day2(断食1日目)〜

ほぼただの日記です。

昨日は寝る前に本読んでました。はあちゅうさんの「通りすがりのあなた」っていう短編集。まだ読み終わってないけどどこまで読んだかわからなかったから、前の方から順に見てったんだけど…10分ぐらいしてわかった、全部読んだことある。
私は最初に読んだ直後に何度か読み直してその後はすぐには読み直さない主義なので、それは本棚に戻して山本ゆりさんの「 shunkonカフェ雑記を取り出しました。
寝る前に本を読む習慣ってなかったけど、ケータイいじらない、興奮することをしないってなると、読書めちゃくちゃ向いてるね。
いい余韻を残してくれたり、温かい気持ちになれる短編集とかエッセイ集あったら教えてください。(1冊の小説とかになると、一気に読んでしまいたくなるから短めのものがいいんですよね)
何度か頭がカクカクしたところで電気を消しました。10:40過ぎ。


5:30に目が覚めました。そのままダラダラiPhoneをいじり、6:30前ぐらいに朝食の準備。にんじん3:バナナ1のジュース。

ほんとは冬の果物のりんごを使うんだけど、高かったから冷凍してたバナナ使いました。繊維を入れないために、スムージーではなくすりおろしたものを絞る方式。キッチンペーパーでやったら何度も破れてめんどくさかった…店が開いたら布巾を買いに行こう。←行きました。りんごも安くなってたので買いました。

バナナのせいで色が悪いです。
思った以上に甘い。レモン果汁を入れたらスッキリしました。明日からはバナナ入れなくていいかな。

ミスチルのアルバムとツアーが発表された。家族ラインが朝から元気。抽選当たるといいな、、

そのあとは…家事してお昼に味噌汁食べてダラダラしてた…うん、半分ぐらいミスチルのツアーのことググるのに費やした気がする。どの日程(会場)が1番当たりやすいんだろう…要素が多すぎて難しい。
あとは、漢検のお勉強したり中国語のフィードバックに行ったら私しかいなくて1時間無駄にしたりしていました。

そういえば、ふと、どうせここ契約だし来年シェアハウスでもいいなぁって思って調べてました。更新の費用を引っ越し代って考えれば悪くないし。
実は結構シェアハウス興味あって、浪人時息抜きで調べてたんですよね。でも、当時は全然大学近くにはなくて。
4年ぶりに探してみたら、めちゃくちゃ出てきてびっくりしました。時代の流れかな。

さすがに何かやらなと思ってES書き始めて、気づいたらこの時間になっていました。3時間経って1000字書けてないんだけど。レポートより時間かかってるんだけど。

ちょっと、ダラダラしすぎました。明日はお部屋のお掃除と、何かミシンで1つ作ります。

どうでもいいことを書きまくっているのは今のところ何もないからですね。ちょくちょくお腹すいた!ってなるけど、大したことないです。ちょっと頭痛いタイミングがありましたが、胃はいい感じです。

明日からの地獄が怖い…




まだお風呂はいってないので、体重だけ後で更新します!

ES書き終えて疲れ果ててしまったんで、お風呂は明日にします、、
体重:45.8kg
体脂肪:25.8%
でした。お昼ぐらい、45kgまでいったんやけどな。明日、女の子になりそうです。貧血だけマジで気をつけます。場合によっては鉄分のサプリ飲みます…

おやすみなさい



ファスティングしてみる〜Day1(準備期)〜

こんばんは。

いきなりですが今日から1週間、ファスティングをしてみようと思います。


ファスティングというのは、簡単に言うと固形物を取らずに過ごすことで胃を休め、同時に有害物質を排出するというものです。専門家でもないので、これについてはググっていただいた方が確実かも…


プランとしては、
8/1:準備期
8/2:断食①
8/3:断食②
8/4:断食③
8/5:回復期①
8/6:回復期②
8/7:回復期③



という感じです。
メニューは「ファスティング」「断食」のネット記事、昔読んだ本を参考にしました。それぞれの食べ物についてはまた経過報告に詳しく書きます。


他に、次のルールを設けました。

・冷房はつける
部屋が北向きで暑さがマシなのもあり、コタツムリと化す冬は好きなだけ暖房をつける代わりに、私は基本冷房をつけません。でもこの期間はさすがに体が弱るので適度に冷房を使おうと思います。

・氷×、冷蔵庫に入れた水◯
本来常温以上しかダメだけど、暑いのでちょっと甘やかします。
・筋トレは継続

・1日1回は外に出る
引きこもると気が滅入りそう

・時間に余裕持つ
集合ギリギリになってチャリとばしたら倒れる、なんてことになりかねないので、普段の1.5倍ぐらいかかるつもりで行きます。

・毎日お湯に浸かる

・体を労わる
お手入れとか、いつもよりリッチにしようかと。

・長時間のPC・スマホはNG、22:00まで

・就寝23:00

・あとは好きなことをする
途中で気が滅入ることまちがいないので、予定がない時間は自分の好きなことをしまくります。やっと夏休みになったし。





〜なぜファスティングをしようと思ったのか〜


唐突な始まり方にしてしまいましたが、何故ファスティングをしようと思ったのか今日は書いておこうと思います。



1. ダイエット

単純に。
ゆっくり痩せようと決めました。その一環として、ずっとしてみたかったファスティングをします。
それと、最近、夏バテからか食欲はないのに習慣で食べてしまって体に悪いものが溜まってる感があるんですよね。逆にあまり食欲のない今ならしやすいかというのもあってやってみよう!と思い立ちました。


2. 胃腸を休める

高校のときストレス性胃腸炎になったのをきっかけに、胃の調子が良くないです。汚い話ですが、本当にガスがめちゃくちゃ出る。たまにたまりすぎて胃が痛くなるし、喉も荒れます。
胃の不調がストレスになって余計荒れてしまうという悪循環。薬も効かず、もしこれがなければ人生今の10倍ハッピーに生きれるってぐらい。

ただ、今まで逆にこれが原因でファスティングは1日が限界でした。胃が完全に空になると、酸性に傾きすぎるのか、キリキリしてしまって(これが太る原因でもある)。なので、今回もそれに耐えられるかは心配。さすがに断食中に薬を飲むのはよくないので、アルカリ性の梅がうまく作用してくれることを願っています。


3. タイミング

今まで長期のファスティングができなかった理由に、毎日予定が入っていたからというのがあります。そもそも部活やってたし…さすがに何も食べずに運動したら倒れます。
ちょうど動きの激しい用事もなく、心も余裕を持てそうなタイミングなので、今だ!って思いました。合唱で1時間×数回立ちっぱなしの日があるからちょっと心配ではあるけど。


4. 自分と対峙する

これが1番大きいです。というより、ダイエットもそのプロジェクトのひとつです。まだちゃんとできてないから何も書かないけど…ある決断をしたので気合を入れるつもりでやろうと思いました。
あと、本当の意味で自分と対峙する時間が欲しかったので。どうやら私は考える時間がなくなると死んでしまう生き物のようです。


ということで、今日はここまで。
最後に今の体重と体脂肪曝していきます。今まで若干嘘ついてましたすみません。痩せたらこれも笑い話になるし、宣言することで背水の陣的に自分を追い詰められるので。


47.0kg/ 24.5%
女の子の日前だからか1kg、最近の平均から増えました(本来は女の子前は不安定だから断食良くないらしいんですが…気づくのが遅かった)。体脂肪はこれでも部活やってた時より減りました…

目標は今年度中に40kg/16%です。。



あ、もう22:00になっちゃう、さようなら。

帰る場所

こんにちは、yuです。
高校時代所属していた合唱班の定期演奏会へ行きました。OG5年という恐ろしい響きをかみしめながら。





大学も部活で土日が埋まっていたから、3年ぶり。*1現役の後輩どころかOB・OGの子の名前すらわからない私は、地元に残っている同期が楽しげに話しているのを横目に*2、「潮時かな」なんて思ったりしていた。私はいつの間にか、「よく知らないOGさん」になってしまっていた。悲しい。

もう、私ができることは、観てあげることと宣伝すること、そしてわずかながらのお金をあげること、それぐらいしかないんだ。

そんなことを考えている間に、開演のブザーが鳴る。


校歌で始まる。
昔より高校生らしい演奏になったな*3、と寂しさを覚えた。いや、もしかしたら私が高校生から離れすぎた証拠なのかもしれない。
今、彼ら彼女らがしている合唱は、思春期の苦さと天真爛漫さの混じったアンバランスな合唱は、一瞬のもの。 5年しか経っていないけど、私にあの声は出せない、あんな歌い方はもうできない。そんなこと、知らずに彼らは歌う。
あぁ、泣きそう。その刹那のせいなのか、自分の老いを実感したせいなのかはわからないが。



相変わらず、課題曲が苦手だなぁ、あんな難しい自由曲、うらやましい!

自分たちが最後に歌った組曲。この曲、大好きだった。先生、今年で最後なんだっけ。あぁ、あそこはこんな風に歌ってたな、そうそう、そのタイミング。懐かしいね。



最後の企画ステージ。あ、私たちが5年前に作った宝箱、まだ残ってる!この演出、私たちにはできなかっただろうな、やられたな。

自分たちが中心になって作ったステージのことはどうしても前のめりになって見てしまった。*4
あの班室での喧嘩もくだらない笑いも、リハの険しさも、自分たちの作ったものが形になった瞬間も、昨日のことのように鮮明に、蘇る。目一杯の映像が、走馬灯のようになだれ込んでくる。

そして、あの時ずっと唱えていた言葉を思い出す。

「これで最後」


絶対に後悔したくなかったから、忘れたくなかったから、ずっとずっと、「最後」だと言い聞かせながら懸命に、音を、客席の景色を、仲間の顔を、焼けつけていた。

彼女たちの表情が最上級に眩しくて切ないのは、その、最後にかける気持ちが溢れているからだ。
もう、そう思ったら自分の過去も、今の3年生の気持ちも、感動も、全てごちゃまぜになって、込み上げてきた。ボロボロと涙を流した。



あぁ、これは、これからずっと、私が誰だかわからなくなる瞬間まで、見に行かなければならないものなんだと、その時思った。思ったというより、わかった。
高校生の輝きを知るために、あの時の私を忘れないために、自分を戒めるために。今の自分を知るために。

日曜日に仕事が入ることもあるかもしれないし、誰かの結婚式があるかもしれない。私も子供を育てるかもかもしれないし、誰かのお葬式とかぶるかもしれない。

それでも、毎年あの演奏会に想いを馳せ、3年に1度、それが無理なら5年に1度、涙を流しに行くんだ。



先生が変わろうと、何十年経とうと、私の声が出なくなろうと、ここは私が帰る場所だ。

*1:よく考えたら、ずっと忙しい部活に居続ける物好きだな。

*2:もちろん人望の差もあるのだろうけど

*3:私のいた頃は、深い声・考えている合唱、悪く言えば暗く高校生らしからぬ合唱、というのが私たちに対する評価であった

*4:全員が演奏会のための役割を持っていましたが、私はこのステージを作る係でした

寄り道したっていいじゃない

こんなことを私が言うのは間違っている、それはわかっている。これは本当は、今まできっちりまじめにやってきたオトナだけに許された言葉なのだ。浪人し、今にも留年しそうな私には言う権利などないのだ。

それでも言いたい。


なんで22歳で就職しないといけないのか。最初に入った会社で働き続けなきゃいけないのか。22/100しか生きていない私が、なんで失敗しちゃいけないのか。



上手く時間を使えなくて、この3年間1番時間をかけたものでは何の成果も出せず、「京大」「体育会」という見栄だけをもった自分が1番情けないのは、私だ。
それでも、あの頃の私は研究者になりたくて結婚したくなくて子供なんて育てちゃいけないと思っていて。「じゃあ今は精一杯学生らしいことしよう」なんて思っていたんだから…その夢が本当は防衛線であったのだとしても。そんなこと、今の私が他の道へ行こうとするなんてこと、知る由もなかったんだから。



「若い時間がもったいない」
じゃあ、適当に今入れる会社に入ればいいの?納得できないところでずるずる働くの?



「一生働ける会社を見つけよう」
人も会社も変わっていくのに、そんなこと考えてどうする?


そのとき信じていた道が正しいのかなんてわからない、ただ、その時は真剣に必死にやってたんだから。違ったから他の道に行くだけ。




まだ人生1/4しか生きてないの。まだ80年もこの先あるの。だから、寄り道したっていいじゃない。

まだ死ぬわけにいかない


大阪で地震が起こりました。京都も揺れました。震度5弱



こちらでは阪神淡路大震災(1995.1)以来の大きな地震。つまり、関西で育ってきた大学生のほとんどは生まれて初めて経験する揺れだったらしい。
(そのせいか、人々の対応はどこか長閑で、心配になってしまう)


対して私の地元は長野で、記憶にあるだけでも新潟中越地震、新潟中越沖地震(この時台風がなければ柏崎に泊まって家族で死んでいたかもしれない)、東日本大震災、その翌日の長野県北部地震、長野県中部地震、神城断層地震などと、地震の経験は多い。(カンジでメがチカチカする)
3.11から1ヶ月ほどは、何もないのに体がずっと揺れているような感覚に陥るほど、2つの余震は多かった。
それぐらい地震には慣れていた・・・・・


だから、今回の地震は、私の経験の中では両手に収まらない範疇の揺れ。
なのに今、自分でも戸惑うぐらいに、怯えてる。


その日は、夜の在宅バイト後わざわざ彼氏の家に泊まりに行った。
寝付けずようやくうとうとしたと思ったら、地震の悪夢で金縛り*1にあい、睡眠不足。震度1の揺れにも身体がこわばる。翌日も余震で夜中に目が冴えてしまった。
今までは目が醒めることはあれ、10分と経たないうちに寝ていたのに…


長野ではそこそこ耐震のある家に住んでいたから震度1程度では気づかなかったのだとか、下宿で家具が固定されていないから物音がして怖いのだとか、いろいろ考えた。


…ほんとうに?



…それだけじゃない。純粋に得体の知れぬ恐怖。




…なんで…?





あれ、もしかして私、死にたくないのか。「死」が怖いのか。





高いところに登るのも雷の中で遊ぶのも怖くない。窓もドアの鍵も開けっぱなし。こっそり手首に傷をつけたこともあった。
どこか奥底で「まぁ、死んでもいっか」って。


大人になりたくなかった私、30代で死にたかった私。


「京大に落ちたら、ここから飛び降りようか」「予選に落ちるのが怖いから、誰か今のうちに殺してくれないかな。あ、でも部屋汚いから困るな。」
友だちが命を落としてもなお、こんなことを考えていた不謹慎な私。




いつのまにか、大切なものができてしまったらしい。未来を生きたくなったらしい。



まだ、やりたいことがいっぱいある。もっとこの先にある感情を、知りたい。



そして何より、私はまだ、何も残していない。



まだ、100歳まで生きたいかと問われたら、首を縦には振れないけれど。

今はまだ、私は死ねない。

*1:幽霊とかそういうアレじゃなくて、意識は夢からもがいて起きているのに体はまだ動かないってアレ。

私の未来は私が決める 〜prologue〜


こんにちは。yuです。そろそろ梅雨入りしそうですね。




突然ですが、
あなたの10年前の将来の夢は、何でしたか?
そしてそのきっかけは何でしたか?




私は、中学生の頃から、「研究で生計を立てていきたい」と漠然と思っていました。


研究職という、面識もなくなんだかつかみどころのない職業のことを認識させてくれたのは、当時の担任や両親という他者ではありましたが、考えれば考えるほど、この仕事は私にぴったりなように思えていました。

・「人間のことを知りたい」という欲求があること。
・独創的で深く考えられること。
(当時は、周りと考えが異なったり考えすぎるという自分の性質に不安を覚えていたので、それを長所として認めてもらえた時、承認欲求がものすごく満たされました)
マルチタスクは苦手な代わりに、自分の興味のあることへの一点集中ができること。

自分のしたいことができ、性格にもあっている。
そして、「カッコいい(男性と張り合える)女の人になりたい」という理想もみたす職業だと思っていました。
いや、今でもちょっと思っています。友人から「研究者の方が向いている」「普通の仕事は向いてないでしょ」なんて言われることもあります。


逆に言えば、私には普通のサラリーウーマンには惹かれなかったし、適応できないと思っていました。(今でも思っています)
自分は結婚しちゃいけない人間だ、それなら1人でしかできない仕事をしたい、突っ走ってそのまま死んでやりたいなんてことも思っていました。(今でもちょびっとだけ思っています)

その頃の私は最高にトガッていてガッツもあって、「ただの変人じゃ終わらせないからな」みたいな気持ちもありました。


その後も、その夢を念頭に置き続け、浪人してまで京都大学に来たのです。
「研究者」という未来を考えていなければ、私はここまでこの大学に固執しなかったかもしれないし、体育会の部活にも入っていなかったかもしれません。(どうせこの先は勉強ばっかりなんだから、最後にそれ以外のことに打ち込んでいたいと思っていたりもしたのです。それがなかったら、留学したりもうちょっとしっかり勉強できる場所を選んでいたんじゃないかな)


でも、悲しいことに、滑稽なことに、「研究したい」だけが一人歩きしていて、私自身は変化していました。私の中でもっと大事なものができてました。


ふと、「これ、私が本当にやりたいことなんだろうか?」という感情が湧きはじめ、疑いが黒になったのが冬頃のことです。



おそらく、私の中の価値観はちょっとずつちょっとずつ変わっていたのに、1つの夢にしがみついて、気づいていなかったんだと思います。もしくは、気づかないふりをしていた。今更別の進路をとることが、周りの人に揶揄されることが、怖くて。


実は、就職するとはっきり決められたのは、友人に「死ぬまでにやりたいこと100」を書いて見ることを勧められたからです。
書いてみて、「あ、私はもうどう考えたって、研究ではなく社会に出て働きたいんだ」ということがはっきりしました。

そして、就活をしていく中で、何人かの方から、やりたいことより自分の目標やなりたい自分について考えることが大切、ということを言われました。
そこで、今一度、私は何者になりたいのか、はっきりさせることにしました。



案外、私の欲しい未来はすぐに言葉になりました。


それは、
大人っていいな、大人も悪くないなって思ってもらえる大人になること



たぶん、共感してくれる人もいると信じているんですけど、「何それ?」って人の方が多いと思います。漠然としてるし。
次は、これについて細かく見ていきたいと思います。